iPhoneのトラブルに遭遇する前にしておいたほうが良い大切なこと! 

これだけは抑えておきたいiPhoneの保証の種類

2018年02月17日 17時25分

iPhoneが故障したときに、パニックになってしまって保証に入ったかどうか覚えていない人も多いです。新規購入するとハードウエア製品限定保証が1年つきます。
 
これだけではないです。Apple社保証以外にも携帯電話会社の保証があります。そして、AppleのAppleCare+もあります。
 
■AppleCare+
Apple社純正の保証サービスでiPhoneとiPadが該当します。購入したときに同時に加入するか30日以内に手続きをしなければなりません。
 
AppleCare+に入ると、ハードウェア製品限定保証がさらに1年間延長されます。合計2年間に渡って保証サービスを受けることが可能になります。故意に起こしたものでないトラブルの場合は無償修理できます。
 
破損した場合でも有償になりますが、保証期間中に最大2回までは修理サービスが適用されます。
 
Appleストアや正規サービスプロバイダに持ち込んで修理する場合に適用されます。それ以外にもエクスプレス交換サービスや配送修理サービスも利用できます。
 
また無償の電話サポートもあります。操作の質問やApple純正のアプリの説明を電話やチャットで聞くことが可能です。お金に余裕があるならば入っておくべきでしょう。
 
■配送修理サービス
 Apple社の修理サービスを受けたい場合でも、ご近所にApple Storeも正規サービスプロバイダがないケースでも利用できます。予約をすると、指定配送業者が希望の場所までピックアップに来てくれます。
Appleで修理が完了したら、郵送で届けてくれます。この場合の修理期間は7日間程度です。郵送でやりとりできるので、とっても便利です。
 
配送修理サービスを使ってもAppleCare+に入っておれば追加でかかる費用はないです。なんと配送料までApple負担です。修理代金が必要になる場合でも持ち込み修理と同じです。
 
 
■エクスプレス交換サービス
 故障したiPhoneを3日間程度で新しいiPhoneと交換してくれるサービスです。配送修理サービスは故障したところを修理してくます。一方のエクスプレスサービスは、一切合切新品のiPhoneと交換してくれます。申し込みをすれば、指定配送業者が新しいiPhoneを配達してくれます。そして、受取のときにトラブルになっているiPhoneを業者に渡しだけです。簡単にできる修理方法です。修理方法というよりも、新機種に変えてくれるサービスなのです。エクスプレス交換サービスはAppleCare+の料金にプラスこいうかん料金11800円が1回について必要です。
 
こういった配送修理サービスやエクスプレス交換サービスは、初期化された状態で到着します。自分で全てバックアップと復元をしなければなりません。そういった作業ができない場合は出来ないので注意が必要です。
 
 
■ドコモ「ケータイ補償サービスfor iPhone&iPad」
 これは、水漏れ・破損・全損・盗難・紛失など、購入した日にちから1年を超えた自然故障などのトラブルを補償してくれるサービスです。申し込みから2日程度で、リフレッシュされたiPhoneを指定の住所に届けてくれます。
 
故障したお手持ちのiPhoneは、ケータイ補償サービスセンターへ返送するシステムになっています。届けられた箱の中には黄色の専用封筒があります。ポストに投函するだけで送り状も不要でくから便利です。トラブルがない状態のiPhoneならば購入日から14日以内に申し込めます。ドコモの補償が良いのは、盗難や紛失も交換してくれることです。この場合は実機がないので、警察へ盗難届を提出して、受理番号が必要になります。
 
 
■au「iPhone修理代金サポート」
 AppleCare+と両方申し込めば、修理代金の負担がなくなるところが特徴です。iPhoneの故障時の有償修理に対して修理代金をサポートしてくれます。一部の破損・全損・水没が該当します。
 
そして、AppleCare+に入っていると実質ゼロ円です。ただし、購入してから継続してauスマートパスに加入していることが条件になります。月額は372円です。
 
iPhoneの修理代金を最初は自分で立て替えて支払います。修理が完了したあと、6ヶ月以内に申請書を郵送します。郵送先は修理代金サポートセンターです。審査が完了したら4週間ほどで指定した口座に振り込まれます。
 
ドコモのプランと違って盗難や紛失はサポートされません。また修理した場所がApple Storeや正規サービスプロバイダ以外の場合はサポート対象外になります。
 
 
■SoftBank「あんしん保証パック(i)プラス」
 修理代金の還元と交換修理の両方ができます。iPhoneの保証期間外の水漏れや故障などの修理で支払った金額の8割以上が利用料金から割引されるシステムになっています。または、SoftBankカードがあれば一括して還元されます。
 
Apple Store・一部のSoftBankショップ・正規サービスプロバイダで修理をしてもらったり、Apple配送修理サービスを依頼し、請求書や修理完了報告書を受け取ってから、マイソフトバンクやソフトバンク店舗で修理費の還元を申請すればOKです。auの保証と似ている感じです。
 
このサービスは申請とSoftBankの審査が必要になります。少々期間がかかるのがデメリットです。ですが還元率が1万円から3万円ととっても大きいです。多少時間はかかっても申請する価値はあると思います。
 
あんしん保証パック(i)プラスもあります。これは故障した場合に、新品と同等品のiPhone交換機を2日程度で郵送してくれるサービスです。ドコモのところで紹介したプランと似ています。
ですがドコモと違って盗難・紛失は補償対象外です。機種によって必要な料金は違います。
 
Apple社の保証サービス以外に、各ケータイ電話会社にも独自の保証があります。なかなか知らない人も多いと思います。
損をしますので、もしもiPhoneが故障した場合には、各携帯会社のオフィシャル・ウェブサイトで確認するかサポートセンターに電話をするといいでしょう。
 
いずれの場合も非正規のiPhone修理業者で修理してもらっても保証されないケースが多いです。
最近は街中にiPhone修理業者が増えています。即日修理してくれるので便利です。
数日間iPhoneを使わなくてもいいならば、Apple社のサポートやケータイ電話会社の保証プランを利用するのもありです。
 
もしも、旧機種が手元にあるならば、戻ってくるまで利用できます。それがないならば非正規のiPhone修理業者を利用する方法を選びましょう。でもそれならばAppleCare+などを入っていても意味がありません。
AppleCare+は料金も高いですから、故障したときに自分がどんな状態になるのかを考えて検討しておくといいでしょう。即日修理しか我慢できないならば、AppleCare+に入る意味は少なくなります。